WAVよりもMP3の方が高音質
非可逆圧縮した音楽(MP3など)は音が悪いという人がいます。 そんなことはありません。 圧縮した方が音が良いに決まっています。 「そんなはずが無い!莫迦な事を言うんじゃない!」という声が聞こえてきそうです。
では論より証拠、条件を揃えて非圧縮のwavとmp3を比較してみましょう。
この比較には本格的なオーディオ装置はまったく必要ありません。 ヘッドフォンも無用です。 パソコンの内蔵スピーカーで十分差が分かります。
無圧縮WAVファイル
(IEはwavファイルに対応してないらしい…)
圧縮MP3ファイル
ほら、圧縮した方が高音質でしょ? それもちょっとの差じゃあなくて圧倒的な差でね!
種明かしは下へ
↓
種明かしをすると「条件を揃えて」の条件とはファイルサイズです。 この場合同じ音源ですが、非圧縮wavの場合にはサンプリングレートを8kHzに下げ、それでもたりないのでモノラル化しないと同じサイズになりません。
条件を揃えて比較したといってもどの条件を揃えたのかで結果はまるで違います。
条件を揃えて比較した結果
- 「フルレンジよりマルチウェイの方が音が良い」
- 「CDよりリッピングした方が音が良い」
- 「ホーンツィータの方がドームツィータより音が良い」
- 「AさんよりBさんの方が優秀な人間である」
条件の設定次第で結果は簡単に逆転してしまいます。
2011年7月14日